便移植体験

抗菌薬療法(AFM)の記録

便移植治療(FMT)に向けて、抗菌薬療法(AFM)を行うと体調がどのように変化していくのかを記録していきます。

抗菌薬療法(AFM療法)とは?

便移植療法(FMT)は、健康な便から不純物をろ過して抽出した腸内フローラを、内視鏡を使って病気の人の大腸に移植する療法です。

ただ、単純にFMTをするだけでは満員のスタジアムに無理やり観客を押し込むような作業であり、効率的な定着はできないと考えて順天堂大学の臨床研究では、抗菌薬療法(AFM療法)をFMT前に投与し、患者の腸内細菌叢をリセット(死滅させる)してからFMTを行っています。

つまり病気の人の腸内フローラをいったん抗菌剤で死滅させ、無菌状態となったところに、健康な人の腸内フローラを移植することにより、患者が従来持っていた(古い)腸内フローラの影響を少なくして、新しい腸内フローラを定着させることで病気を治療するという実験でした。

AFM療法はアモキシシリン、ホスホマイシン、メトロニダゾールを2週間内服する治療で、その抗菌剤の頭文字からAFM療法と呼ばれています。

1回で飲むAMFの量。
これを毎食ごとに1日3回、2週間内服する

抗菌薬療法を行った時の体感の記録

抗菌剤療法自体潰瘍性大腸炎の患者に対し治療効果があるので、私も一度目のAFMを行った際はそれだけでCRP(体内の炎症値)が標準に戻りました。

さらにFMTと併用することで治療の相乗効果も狙えます。

このAFM療法を行うとどのような感覚を得るのか記録を残しておきたいと思います

 

1日目

さほど体感は変わらず

2日目

少しお腹が痛む?

600兆個もいる細菌が死滅しているのだから、細菌の悲鳴が聞こえるようだ。

3日目

便の泥状化がひどい。

便がまったく固まらない。

泥ソースのような便

薬の影響が少し疲れが出る

お腹痛い。。

4日目

泥状便が止まらない。

便器の中にベタっと落ちてくっついてしまう。

朝オナラをしようと力んだら、うんこを漏らした。

漏れそうだから気軽にオナラができない。

今日は熱っぽいので仕事をやすむことにした。

5日目

ダルさは変わらず。

ゴルフをしていて薬の事をあまり考えなかったのがよかった。

AFM中は、家でじっとしてるより外に出てた方が気が散って良いかもしれない

6日目

薬を大量に服用するのも慣れてくる。

7日目

調子が悪いのが落ち着いてきた。

今日は焼肉を食べて、お酒も飲んだ。

8日目

今日は日曜なのでゴルフでも行こう

おならコントロールも慣れてきた

ブッはダメ。すぅー。

9日目

相変わらず水溶便

便の匂いは全くしない

10日目

大量の抗生物質をデザートのように毎日食後に飲み干す。。

こんなことももうすぐ終わりだ。

11日目

抗生物質を大量に飲んでいるところを見られると、病気の患者を見る目で見られる。

12日目

完全に腸の中から菌はいなくなった気がする。

お腹の中の最近よ。さようなら。

13日目

あと1日。

14日目

やっと今日でAFM療法も終了。

もう何も元気が出てこない。

この2週間で体重が2キロくらい痩せて、筋肉も相当衰えた気がする。

疲労感やだるさも半端ない。

でも、これですべての準備が完了。

明日(FMT前日)は抗菌剤を飲まないで、明後日(当日)に向けて体力の回復と身体に優しいものを食べるように心がけよう。